京都とキティとボンネット

この2か月間、ほとんど記事を書きませんでしたが、実は関西に2度行っていました。
そして幸運にも、京都鉄道博物館に2度とも行く機会を得ることができましたので、今回まとめて(手抜きともいう)書くことにします。

京都に着くと、ほぼ必ずと言っていいほどこれの出迎えを受けます。

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インバウンドの需要を見込んで、281系は2019年夏より全編成にこのハローキティのラッピングが施されています。この写真を撮影した1月はカメラを向ける外国人がたくさんいましたが、2回目の2月にはその姿をほとんど見ませんでした。やっぱりコロナの影響ですね。

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京都鉄博の目玉はやっぱりこれ。
昨年12月から、メインホールに展示されているクハネ581とクハ489のどちらかを、JR黎明期に塗られていたニューカラーにラッピングするという投票企画があり、僅差で勝利したクハ489-1が、かつての「白山色」と呼ばれるこの色にラッピングされたのです。

ヘッドマークは期間を限定して交換され、1月の訪問時は「雷鳥」を装着。本来はこれがラストのHMであり、この翌週にはラッピングが解除となる予定でしたが、人気のため急きょ1か月の延長が決まり、2月の訪問時には、

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この「はくたか」が取り付けられました。
1998年に「白山」が廃止された後は、489系はもっぱら急行「能登」か「はくたか」の臨時あるいは代走でしかその姿を見ることができず、なおかつ2000年以降は順次国鉄色に塗り戻されていたことから、平成生まれの鉄にとって、この色には「はくたか」が最もなじみ深いHMといえます。
もちろん、98年以降「雷鳥」に臨時で充当されたこと自体はありますが、21世紀に入ってから「サンダーバード」の増発で「雷鳥」そのものが減少していったことから、「はくたか」と比較するとその回数はかなり少ないようです。

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ついでなので、京都に収蔵されている151系とキハ81のボンネットもカメラに収めてみました。
151系はもと交通科学博物館のモックアップですが、キハ81-3は国内に現存ただこの1両のみの貴重品で、準鉄道記念物に指定されています。
「ブルドッグ」と呼ばれたずんぐりのボンネットは、今でも見る者にインパクトを与えます。


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2月22日からは、メインホールの500系がこれまたビビッドなハローキティ新幹線カラーになり、同日お披露目式が行われました。
ハローキティ新幹線は現在も走行中なので、ここでやる意味は果たしてあるのかという気はしますが、少しでも集客数を稼ぎたい苦心の策ともいえます。
私はそれをやるならもう一度EVAラッピングをやってほしかったですが。


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展示エリアには、3月1日までJR四国のトロッコ「志国高知 幕末維新号」が「脱藩」と称して展示中でした。
列車の運転自体は昨年秋に終了しましたが、後を引き継ぐ「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」をアピールする意味もあって今回の展示が決まったようです。

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京都鉄道博物館の目玉と言えばSLスチーム号ですが、1月の訪問時は、

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なんと、老若男女問わずファンから絶大な人気を誇る「スワローエンゼル」ことC62 2が担当でした。ボイラー修繕による離脱期間が長かったため、私自身殆ど出会えておらず、カメラに収めたのはこれが実質初めてです。
現役時は生涯通してあまり好調な機関車と言われたわけではなかったものの、ランボードの白線や北海道仕様の副灯など、その姿は今なお見るものすべてを魅了してやみません。

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SLが汽笛を鳴らす傍らには、またまたハローキティ。
2020年3月のダイヤ改正から「はるか」の増結として使用される271系電車です。
構造は「こうのとり」などの287系をベースとしつつ、カラーリングや見た目については「はるか」の281系っぽさをかなり残す、なんともにくい造形に仕上がっています。普通車指定席のみの3両編成を組み、この投入によって「はるか」は全列車9両編成に統一されます。


1月の訪問時は、これまで訪問していなかったおおさか東線も乗りつぶし。

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現在のおおさか東線は、普通列車はすべて201系での運転ですが、奇しくも2度目の訪問直前の2月20日には、JR西日本が225系の追加新造を発表し、225系の配置によって東海道・山陽で余剰となった221系を玉突きで転配させ、201系を今後数年で置き換えすることとされています。
ウグイスの201系を見ることができるのも、あとしばらくとなるでしょう。

京都界隈で注目なのはJRばかりではありません。

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注目株が阪急の「京とれいん」。こちらは2代目の7000系「雅洛(がらく)」で、先代の6300系とともに土休日に1時間間隔で交互に河原町~梅田間を走ります。
快速特急とは言いつつ、実際は特急の後続で走るため、名前とは反対に快速でも何でもないのですが、そこはそれ。この車両の魅力はその内装にありますので、ぜひ乗車して自分の目で確かめることをお勧めします。

※2020.1.19/2020.2.22 京都鉄道博物館・大阪環状線 新今宮・JR京都線 京都・阪急京都線 南方にて
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コメント

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No title

23日に新大阪で500系キティを見たからという訳ではありませんが、鉄博でやるならおっしゃる通りEVAラッピングを復活させて欲しかったです。
500系カッコいいですよね。他の新幹線とは違う形状の顔が魅力的です。
キティじゃないのも見たかったなぁ。

「はるか」はジャンジャン走ってましたが、1回だけキティじゃないのを見ました。(後半編成はキティだった)

Re:

あれ、まだキティじゃない編成っていたっけな……。

500系、山陽新幹線では今なお不動の人気を誇っていて、カメラを向ける親子連れは多いですね。速くてかっこいいけどたくさんいるE5系などとは違って数も少なく、それも手伝っているのだと思います。

別にワールドコンテンツとしてはEVAも負けてないと思うんですけどね。
昔はプラレールとコラボしたり、「カンセンジャー」っていう謎の戦隊風ヒーローキャラが貼られたこともありましたが、いつの間にか忘れ去られました(笑)。

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